きび美ミュージアム開館記念展Ⅱ「吉備と出会う」

(1.7MB / PDF)

きび美ミュージアム開館記念展Ⅱ「吉備と出会う」 開催要項

  • 期間:2021年7月2日(金)~9月26日(日) ※会期中、一部展示替えを行います
  • 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日:月、火曜日 ※祝日の場合は振替
  • 入館料:一般700円 / 中高生500円 / 小学生300円
    ※Eチケットは当館ウェブサイトで販売しております。
    ※10名以上の団体は2割引 ※車いすで入館される方の介助者は無料
  • 主催:(一財)倉敷山田コレクション きび美ミュージアム
  • 所在地:〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目4-22「くらしき宵待ちGARDEN」内
  • webサイト:https://kibibi.or.jp/
  • お問い合わせ:Tel/086-425-8080 e-mail/info@kibibi.or.jp

1階<刀陶(とうとう)の間>

「吉備の真髄と出会う」をテーマに考古遺物、備前焼、刀剣を展示します。考古遺物は倉敷市酒津出土の弥生土器や円筒埴輪、備前焼は須恵器から近代細工物まで、その歴史を厳選した作品でご紹介します。刀剣は希少な上古刀や妹尾鍛冶《太刀 銘 宗貞(むねさだ)》(岡山県指定重要文化財)をご覧いただけます。

2階<翰墨(かんぼく)の間>

「詩思筆才」をテーマに、吉備ゆかりの書画を紹介していきます。
開館記念の第2弾は、江戸時代後期の文人、頼山陽(らいさんよう)と浦上春琴(うらかみしゅんきん)に光を当て、さらに連島宝島寺の高僧寂厳(じゃくごん)、玉島円通寺で修業時代を過ごした良寛(りょうかん)、福山藩儒で山陽の師になる菅茶山(かんちゃざん)らの書に目を向けます。

山陽と春琴はいずれも漢詩をよくし、互いに競い合うかのように書画にも大きな展開を見せました。今展では二家の合作のほか、春琴が花鳥山水に手腕を発揮した六曲屏風を公開します。

(展示替予定 前期:7月2日(金)~8月15日(日) 後期:8月19日(木)~9月27日(日))

2階<有彩(ゆうさい)の間>

「百花生ず 吉備彩描」をテーマに、地元作家の油彩画を紹介しています。戦前戦後を通じて昭和期に異彩を放ち続けた倉敷市本町生まれの画家・河原修平(かわはらしゅうへい)の名品を展観します。