◎期間:2025年11月15日(土)~2026年3月3日(火)4.5.6で展示替え
◎開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
◎休館日:月、火曜日
※11月24日(月・祝)、12日(月・祝)、2月23日(月・祝)、3月2日(月)、3日(火)は開館
11月26日(水)、12月25日(木)~1月2日(金)、1月14日(水)、2月25日(水)は休館
◎入館料:一般700円 / 中高生500円 / 小学生300円
※10名以上の団体は2割引 ※車いすで入館される方の介助者は無料
◎お問い合わせ:Tel/086-425-8080 e-mail/info@kibibi.or.jp
◎主催:(一財)倉敷山田コレクション きび美ミュージアム
■2階<翰墨(かんぼく)の間>
このたびは当館が所蔵する日本刀から、地鉄(じがね)と刃文(はもん)をテーマに展示します。
地鉄も刃文も、日本刀の製作過程で生み出されたものです。出来の良さをはかる指標ともなり、鑑賞の対象ともされてきました。
日本刀は、原料である玉鋼を熱して叩き、折り重ねてまた叩き、を繰り返して作られます。その結果、刀身の肌には独特の文様が生まれます。これが見える部分を地鉄(じがね)と呼んでいます。また刃文は、刃の部分に現れた文様のことです。焼刃土(やきばつち)を塗った刀身を熱し、急速に冷やす工程「焼き入れ」を経て出来るものです。その形や輝きもまた見どころとなります。
拡大画像などを交えながら、日本刀の地鉄と刃文を鑑賞して頂きます。
■1階<刀陶(とうとう)の間>
「吉備の真髄と出会う」をテーマに、考古遺物、備前焼、刀剣を展示します。考古遺物は倉敷市酒津出土の弥生土器や円筒埴輪、備前焼は桃山時代の迫力ある古備前の茶道具―水指、茶入、葉茶壺―にスポットを当てます。
■2階<有彩(ゆうさい)の間>
「百花生ず 吉備彩描」をテーマに、地元作家の油彩画をご紹介します。今回は倉敷市出身の画家・河原修平の「家族」を描いた心あたたまる作品を展示します。
【関連イベント】
12月13日(土)11:00~
講師:安藤広康氏(刀鍛冶)
予約不要、参加無料(要入館料)
1月24日(土)予定
詳細は当館ウェブサイト等にて告知いたします。


