「松坂帰庵と清水比庵」1月12日(木)~4月11日(火)

 

◎期間:2023年1月12日(木)~4月11日(火)

◎開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)

◎休館日:月、火曜日 ※3月21日(火・祝)開館、翌22日(水)振替休館、4月10日(月)、11日(火)開館

◎入館料:一般700円 / 中高生500円 / 小学生300円

※10名以上の団体は2割引 ※車いすで入館される方の介助者は無料

◎主催:(一財)倉敷山田コレクション きび美ミュージアム

 

このたびは松坂帰庵と清水比庵の書画をご紹介します。

松坂帰庵(まつざかきあん)(1891~1959)は美作市の生まれ。京都で修学した後に岡山市にある法界院の住職として教化につとめました。書・画・陶・篆刻など多芸の人で、生涯筆をふるいました。

高梁市出身の清水比庵(しみずひあん)(1883~1975)は実業家として活躍していましたが、のちに請われて日光町長になった人物で、短歌と書画で良く知られます。

2人は友人同士でもあり、法界院には帰庵の没後に比庵が揮毫した石碑が遺されています。

帰庵と比庵、それぞれの詩書画一体の作品世界をお楽しみください。

 

[関連イベント]

展示解説

1月28日(土)、2月25日(土)11:00~

講師:中田利枝子(当館学芸アドバイザー)

場所:2階「翰墨の間」

予約不要、要入館料。

 

第4回聴竹亭茶会「帰庵と比庵」

当館学芸アドバイザーによる展示解説とともに、茶室にてお茶を召し上がって頂きます。

3月25日(土)

第一席 11:00~ 10名様

第二席 13:30~ 10名様

第三席 15:00~ 10名様

(各席1時間程度を予定)

会場:きび美ミュージアム「翰墨の間」および茶室「聴竹亭」(一部立礼席)

会費:2,000円(税込・お抹茶と生菓子付/ミュージアム入館料含む)

きび美倶楽部会員 1,300円(税込・お抹茶と生菓子付 )

 

ナイトミュージアム&限定ショップ

倉敷美観地区で開催される「倉敷春宵あかり」に合わせて夜間開館をいたします。

また、3月4日(土)~12日(日)には「きび美ホール」にて限定ショップもオープン。備前焼を始めとした、郷土の注目作家の器などを集めて展示販売いたします。ショップは3月下旬にも開催予定。当館webサイト、Instagramにてご確認ください。

ナイトミュージアム

2月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)

3月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)

開館は20:00まで、竹林庭園のライトアップは21:00まで。

限定ショップ

3月4日(土)~3月12日(日)

営業時間はミュージアムと同じ。

 

[同時展示]

■1階<刀陶(とうとう)の間>

「吉備の真髄と出会う」をテーマに、考古遺物、備前焼、刀剣を展示します。考古遺物は倉敷市酒津出土の弥生土器や円筒埴輪、備前焼は須恵器から近代細工物まで、その歴史を厳選された作品でご紹介します。

 

■2階<有彩(ゆうさい)の間> 

「百花生ず 吉備彩描」をテーマに、地元作家の油彩画を紹介しています。女性像に定評のある、倉敷市出身の寺松国太郎(1876~1943)の作品を展示します。