開館一周年記念 至純至高の筆妙 良寛 幻の玉島時代の書初公開【終了しました】

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開館一周年記念 至純至高の筆妙 良寛 幻の玉島時代の書初公開

  • 期期間:2022年4月13日(水)~6月26日(日)
  • 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日:月、火曜日 ※祝日の場合は振替
  • 入館料:一般700円 / 中高生500円 / 小学生300円
    ※10名以上の団体は2割引 ※車いすで入館される方の介助者は無料
  • 主催:(一財)倉敷山田コレクション きび美ミュージアム

きび美ミュージアム開館一周年記念事業の一環として、翰墨(かんぼく)の間では良寛特別展を開催いたします。安永2年(1779)、良寛(1758~1831)はたまたま越後を訪れた、倉敷玉島にある円通寺の国仙和尚(1723~1791)に得度を受け、そのまま10余年にわたり円通寺において厳しい修行を重ねました。そして、寛政2年(1790)には国仙より印可の偈(げ)を受け、まさしく大愚良寛となりました。

この「良」は、円通寺の開山、良高和尚(1649~1709)からとった、名誉あるものでした。本展において展示する良寛書「芭蕉画賛」は、玉島湊東通町にあった紙の大店(おおだな)・西岡屋に累代伝わった作で、良寛が円通寺で修業した時代の現存唯一の書であり、本展において初めて公開されるものです。

その他、本展では良寛自詠の漢詩作品4点、長歌作品2点を展示しています。良寛のどこまでも純粋にして気高い書の妙味を、存分にお楽しみください。

良寛にゆかりの深い良高、国仙の墨跡、さらに良寛の書に強い傾倒を示した、新潟県出身で、歴史学者にして歌人であった会津八一(1881~1956)の書も展示しています。あわせて御高覧をいただければ幸いに存じます。

[関連イベント]

展示解説 「良寛の書」

良寛の書の魅力について、当館副館長が解説します。

講師:魚住和晃(当館副館長・神戸大学名誉教授)

日時:2022年4月13日(水)13:30~(1時間程度を予定)

会場:きび美ミュージアム「翰墨の間」

聴講料:無料(要入館料)、予約不要。

 

聴竹亭茶会 第2回「良寛の書と出会う」

当館副館長による良寛の展示品解説のあと、茶室にてお茶を一服召し上がって頂きます。

日時:2022年5月14日(土)

第一席 11:00~ 10名様

第二席 13:30~ 10名様

第三席 15:00~ 10名様

(各席1時間程度を予定)

会場:きび美ミュージアム「翰墨の間」および茶室「聴竹亭」(一部立礼席)

会費:3,000円(税込・お抹茶と生菓子付/ミュージアム入館料含む)

きび美倶楽部会員 2,300円(税込・お抹茶と生菓子付 )

要予約。お電話【086-425-8080】にてお申込みください。

 

このほか、館長・副館長講座についてはコチラをご覧ください↓

館長・副館長講座 – 一般財団法人 倉敷山田コレクション きび美ミュージアム (kibibi.or.jp)

※イベント等は新型コロナウイルスの感染拡大状況により変更になる場合があります。

 


1階<刀陶(とうとう)の間> 

「吉備の真髄と出会う」をテーマに考古遺物、備前焼、刀剣を展示します。考古遺物は倉敷市酒津出土の弥生土器や円筒埴輪、備前焼は須恵器から近代細工物まで、その歴史を厳選した作品でご紹介します。今回は備前焼のコーナーを展示替し、新たな作品をご覧いただきます。

2階<有彩(ゆうさい)の間> 

「百花生ず 吉備彩描」をテーマに、地元作家の油彩画を紹介しています。今回は倉敷市本町生まれの河原修平(かわはらしゅうへい)と、日本の抽象絵画の先駆者として高く評価された坂田(さかた)一男(かずお)の交流をご紹介します。